- 2023/03/15
本日の診療時間
誠に勝手ながら、院長の都合により本日の診察時間は午後5:00にて終了となります。
- 2022/12/07
診療時間の変更
誠に勝手ながら緊急の獣医師会会議のため本日の診察は18:00にて終了させていただきます。なお継続の処方薬は平常通りです。何卒ご了承ください。
- 2022/12/07
お知らせ
当院は院長コロナ感染によりしばらくの期間は休診となります。
現時点では8月26日(金)〜9月3日(土)まで休診予定としておりますが、状況によっては延長する可能性もございます。その際には随時報告いたします。何卒ご了承ください。なお内服薬継続や療法食等についてはスタッフが対応できます。ご不明な点についてはお電話でお問い合わせください。
新着情報

歯科治療
歯科治療
犬や猫のような肉食系の動物において歯科疾患はその多くが歯周病です。
歯周病は自然治癒することはなく、口の中だけでなく心臓や腎臓など様々な全身性の病気につながる可能性があります。

歯周病
歯垢(プラーク)中の細菌が歯肉(歯茎)や歯周組織に炎症を起こして悪化していく病気です。歯垢(プラーク)は歯の表面に蓄積する柔らかい沈着物で、その70%が細菌といわれています。治療によって回復可能な歯肉炎と回復不可能な歯周炎に分けられます。
歯石は歯垢(プラーク)にカルシウムやマグネシウムなどが沈着して石灰化したものです。歯石は歯垢に比べると細菌は少ないのですが、周囲への物理的な圧迫、歯垢付着の加速などによって歯周病をより悪化させていきます。

ほぼ健康な歯

歯周病によって歯石が大量に付着し悪臭を放っている。また歯の付根からは膿が排出している
写真:アミカペットクリニック 網本先生ご提供
歯周病の予防
歯周病の発生は食事や運動量などの環境的要素と年齢や基礎疾患など生体的要素が影響してくるので健康管理が大切です。食事内容の検討や適度な運動(唾液分泌の増加)、定期的な健康診断による病気の早期発見などの充分な管理によってかなりの差が出てきます。直接の予防措置としては毎日の歯磨きが必要です。歯ブラシに慣れるまではトレーニングが必要で根気と時間がかかりますが、あせらずに少しずつやっていくことが大切です。
歯周病の治療
いったん歯周病になったら治療が必要になります。
内容は状態に応じて違ってきますが歯石の除去、歯周ポケットの清浄処置、歯の研磨、抜歯などを行います。
歯周病の治療には全身麻酔が必要です。表面だけの簡単な歯石除去は見えない歯根周囲の炎症悪化を放置することになるので充分な治療は麻酔下でなければ不可能です。

歯根周囲の歯槽骨がおかされ骨融解をおこしている(歯根周囲の黒くなっている部分)
写真:アミカペットクリニック 網本先生ご提供
歯科治療は事前の診察と検査が必要になります。
詳細についてはお気軽にご相談ください。